①腸の働き
腸の3つの働き腸の働きって?
①食べ物を消化吸収する(小腸)
②消化吸収されて食べ物を排出する準備をする(大腸)
③直腸へ送り、外へ排出する(蠕動運動・直腸)
全長約9メートル
口…噛み砕く
胃…粥状になる
小腸(約6~7m)…栄養素の最終消化と吸収
大腸(約1.5m)…水分を吸収し便がつくられる
肛門…排泄する口から肛門まで一本の管のようになっている
【酵素の働き】
◇消化酵素
腸への負担を軽くする為様々な酵素で分解を助ける。
◇代謝酵素
栄養素をもとに身体の各細胞を作り上げ新陳代謝を良くする。呼吸や運動に欠かせない化学反応に関わり、免疫や自然治癒力を高める役割をします。身体を動かしたり思考する生命維持活動を担うのが代謝酵素です。
酵素はエネルギーを作り出す「生命の源」
身体の免疫細胞の約6割は腸内に存在します。
腸内の神経細胞は約1億個腸は自らが判断することが出来、第2の脳と言われています。
その機能で腸内細菌が身体のあらゆる臓器に指令を与え脳をもコントロールしている可能性があります。腸は外の世界からやってくるさまざまなものを身体の中で最初に処理をする場所です。そして体内のあらゆる場所へ送り出す重要な役割をしています。健康な身体は全て腸から始まっていると言っても過言ではないのです。
体内の入口である腸は栄養が集まりますが、有害な化学物質やウイルス、病原菌等、身体に悪いものも”うじゃうじゃ”集まってきます。これらが体内に入ってこないように、何重にもなるバリアを設けて体内への侵入を阻止しています。
これを腸管免疫と言います。腸には人間の免疫機関のおよそ60%が集まっていると言われています。まさに体内の入口を守る関所ともいうべき働きをしている極めて重要な場所です。
他の菌をやっつける力が強い胃液に含まれている塩酸よりも病原菌微生物を殺す効果は乳酸の方が高いと言われています。そして乳酸菌の中は他の菌を寄せ付けない抗菌性物質を出しているのもいます。
私たちの腸の中にはたくさんの細菌が住みついています。
それらを顕微鏡で見ると、さまざまな種類の細菌が仲間同士で集まってお花畑のように見えます。その為、腸内フローラ(花畑)とよばれています。
腸内細菌は大きく3つに分類される
善玉菌
代謝物が消化・吸収機能に役立ち人体によい影響を与える細菌(ビフィズス菌、乳酸菌など)
悪玉菌
便秘や下痢によって有害な毒素をつくったりする
人体に悪影響を及ぼす細菌(ブドウ球菌、ウエルシュ菌など)
日和見菌
善玉菌と悪玉菌の力の強い方に味方する八方美人菌。
この菌がどちらの側につくかによって、腸内の環境が決まる。(病原性のない大腸菌、バクテロイデスなど)
悪玉菌も時には必要!?
善玉菌として知られる乳酸菌は酸素が苦手(´-`)ですが悪玉菌の代表格の大腸菌が酸素を食べてくれるので乳酸菌は腸にすめるのです!
なぜ緊張すると下痢になったり旅行に行くと便秘になるの?
脳と腸それぞれが感じたストレスや不調は互いに影響し合う。
脳と腸の相関関係で悪循環に!?
脳と腸は場所こそ離れていますが血管や神経でつながれていて深い関わりがあります。脳や神経で働き感情に働きかける神経伝達物質のほとんどが腸で作られるからです。
脳に関わる病気を腸で治す!?
脳に関わる病気は神経の異常で手足が震えたり筋肉が緊張したりして動かなくなったりひどい物忘れなどが起こるという病気があげられます。
これらはそれぞれ神経伝達物質の不足から起こっているという事が分かっています。
腸内細菌がこれらの神経伝達物質を活発に作り続けることが症状の進行を予防出来ると考えられています。
幸せホルモン「セロトニン」とは?
脳腸相関により心と身体を健全に保つには腸の健康が大事です。人間の情緒に影響する幸せホルモンは「セロトニン」と言います。「セロトニン」は自律神経のバランスを整え心を前向きにしたり興奮物質であるノルアドレナリンやドーパミンの暴走を抑えます。そのセロトニンは9割が腸管で作られています。
セロトニンの9割は腸でつくられる!
美肌の天敵「フェノール類」って?悪玉菌が増えるとフェノール類が増えます。フェノール類が腸から血流にのって肌に到着して肌荒れをおこします。
・腸内環境が悪化し悪玉菌が増える
・悪玉菌がフェノール類を生む
・フェノール類が血流にのって肌へ
・肌荒れを引きおこす
腸内細菌と肥満は深く関係しています。太りやすくしたり太りにくくしたりする細菌が住み着いています。その腸内細菌が作る短鎖脂肪酸が太りにくい体作りを助ける物質として注目されています。
【ファーミキューテスの主な特徴】
・どんな便からも栄養素を 過剰に吸収しすぎる
・通常は消化
・吸収できない食物繊維も分解してしまう= 痩せにくい!
腸内の腐敗で体温が下がります。腸内細菌は37~38度で最も活発に活動し善玉菌が腸内で発酵すると熱を出します。腸内環境で善玉菌が活発に働けないと発酵も進まず、悪玉菌が腐敗を進ませることで腸内を冷やし、結果的に体温を下げてしまうことになります。
冷えは血流を鈍らせて代謝を低下させてしまう為、体に様々な悪影響を与えてしまいます。低体温は腸内環境にも大きく関係しています。
■ 体温が1度下がると免疫力は30%低下↓
■ 体温が1度上がると免疫力は一時的に5~6倍にアップ↑
誕生から始まる菌活
子供の腸内細菌の顔触れはお母さんから受け継いだ細菌や離乳食などの食事内容で3歳までにひとまず決まります。
お母さんから受け継ぐ細菌!?
赤ちゃんが細菌と接触が始まるのは胎内を出てお母さんの産道を抜けるときです。この時、お母さんの産道に棲んでいる細菌(産道細菌)と初めて接触し産まれてきます。ですので、お母さんの腸内環境を整えておくことが大切なのです
積極的に腸活を!
帝王切開産まれの子は産道細菌に触れていないので腸内細菌が少ない可能性が!積極的に腸活を!
乳酸菌の働き
腸内フローラを整える3つの方法
■プロバイオティクス 乳酸菌
ヨーグルトや乳酸菌飲料などを食べる方法。
■プレバイオティクス 乳酸菌のエサ
腸内の乳酸菌のエサを体内に入れ善玉菌を増やすという方法。
■バイオジェニックス 乳酸菌生産物質
乳酸菌の働きによって作り出される有用物質を摂取することで直接体に作用する方法。
最近注目の効率的な腸内環境の整え方
乳酸菌を補給する意味=腸で健康を保つ働きをしてくれる乳酸菌生産物質を補給するという事!
乳酸菌を取る事よりも乳酸菌が分泌したものを直接腸に届ける方法の「バイオジェニックス」が求められることである!
乳酸菌→腸管免疫活性化を助ける
生産物質→腸内環境を整える為に細胞などに直接作用し健康を保つ
「乳酸菌」の分泌物が「乳酸菌生産物質」乳酸菌は、食べ物を分解する際に分泌物を出します。
この分泌物こそが細胞などに作用し健康を保つ有効成分「乳酸菌生産物質」なのです。
「乳酸菌」を「ミツバチ」に例えるならば
「乳酸菌生産物質」は「ローヤルゼリー」です。
こちらのページの記載内容に関しましては、弊社商品の効能・効果をうたうものではございません。あくまでも一般的に伝えられております腸と乳酸菌についてをわかりやすくまとめたものになります。ご了承ください。
自宅でできる仕事として大人気!!自宅サロン
技術・商品・知識・経営アドバイスの全てがここにある